一戸建vsマンション どっちがいい?
家を買うときに「一戸建てかマンションか」多くの人が悩むとこところでしょう。
例えば5000万円の家を購入し、
35年住むと仮定した場合
※ローンは考慮せず
一戸建てだと、
購入金額 5,000万
修復費 10年毎に外装塗替え 100万
20年で水回り 200万
合計 5,500万円ほどの出費になります。
一方
マンションだと
購入金額 5,000万
管理費/積立費 3万/月 ※35年平均
修復費 20年で水回り 200万
合計 6,460万円ほどの出費になります。
購入金額が同じであっても
マンションの方がトータル的に出費が嵩む傾向があります。
長期的に見て、支払い条件が決まっている場合においては、
同じ金額の一戸建てとマンションを比べるのではなく、
1戸建ての金額に対して、10%〜20%安いマンションが適切でしょう。
その上で、立地や家の大きさ、ライフスタイル兼ねて検討されるのがいいでしょう。
気をつけて頂きたいのが、
「マンションは高く売れるから、住み替えればいい」ったら言った誤った情報です。
確かに、
「5年住んだけど、購入金額と同じ金額で売れた」
との声は聞きますが、実際には購入時には手数料や住宅ローン、諸経費等で購入金額の10%ほど費用がかかっております。
つまり、同金額で売れたとしても、
5,000万の家の場合には、
500万+管理費2万(新築の場合には安め)✖️60ヶ月
=620万円かかかっている事になります。
プラスアルファ、売却の為のリフォームや引越し費用を加えると、同じ金額で売れて、ようやくローン金額と同じくらいの出費だったという結果になります。
そして、購入時より高く売れたということは、
その地域の価値があがっているという事です。
つまり、5年前と同じ金額を出しても、同じ規模のマンションは購入出来ません。
転勤族で向こう10年以内に売却も視野に入れてる方は、マンションの方がよろしいかと思いますが、10年15年を超えてきますとマンションも買い手がつきにくくなります。
その場合においては土地の価値が下がらない一戸建ての方が高く売れるケースもあります。
また、ライフスタイルの面から、
例えば子供がいる場合、
子供部屋数を考慮して家を購入するかと思いますが、実際に子供部屋が必要な期間は、小学生〜大学生まで15年ほどです。
多くの方が35年の住宅ローンを組んでおりますが、本当に全部屋必要な期間は半分もありません。
そういった意味では、
先の「マンションは高く売れるから、住み替えればいい」は正しい情報で、
例えば、子供が小学生に上がる時に、新築のマンションを購入します。
子供が社会人になり親元を離れたと同時に、マンションを手放し、売れた資金の中で、夫婦2人で充分な大きさの中古マンションに移り住むことが出来ます。
また、余ったお金は老後の資金として充てることができますので、より安心です。
さて、色々と話しましたが、
まずは一戸建て、マンションに拘らず様々な物件を見たほうがいいと思います。
100%納得する物件などありませんので、
少しでもいいなだと感じるところがあれば前向きに検討するのが吉です。
この記事を見た方が、
いい物件に巡り会えることを祈ってます。