高校野球でレギュラーになるには?
不思議なことで、意識の持ち様で同じ練習でも結果が変わってくる。
勘違いして欲しくないのは、
意識の変えるのであって、高く持つ訳ではない。
中には、
「甲子園優勝する」それには、「160キロ投げる」そうなるには…と、高い目標から落とし込んでくるケースが多い。
目標を高く持つことは悪いことではないが、
かけ離れた目標に対して、細分化して道筋を建てることはまず出来ない。
特に身体の成長など、練習量以外の要因も大きく関わる年齢のため難しい。
また高い目標を立てると、どこかで予定に対して躓いた段階で、目標を下方修正していく傾向が多い。
私が言いたい
「意識の持ち様」は「考える力」のことを指している。
決して高い目標ではなく、叶えられる目の前の事に対して、考え意味持って行う事
その先に例えば甲子園が見えてきたのであれば、その段階で目標を上方修正していけば良い
最終目標はふわっと、今行う練習を深くだ。
1.高校野球は3年間ではない
多くは甲子園地区予選を最後に夏前に引退し、次の世代に引き継ぐ。
この段階でレギュラー候補は決まる。
レギュラーを目指す準備期間は1年と少ししかない。
つまり1年次の練習が1番大事である
2.真似をすることが成長への近道
真似る=観察力/自身の身体を
コントロールできること
上手い人はどの様な動きをしているのか、
思った通りに自分の身体を動かせているか、
真似をするなら自分の体型に近い人をお手本とするのが良い。
170cmしかない子が、大谷翔平選手の真似をしても意味はない。
またプロ野球のTVで映る1プレーではなく、身近でいつでも確認できるチームメイト内で見つけられればベストだ。
3.全体練習は上達する場ではなく、アピールするところ
レギュラーに選ばれるか基準は、練習での動きにかかっている。
練習をそのまま練習と捉えてしまうと、練習の場で打てる様になればいい、全体練習で守備連携を学べば良いといった考えに成りがちだ。
あくまでも練習は、頭で整理していた動きを表現し、PRする場である。
4.与えられた練習の意味を考える
例えば素振り100回
何も考えず100回素振りするだけだと、
だだの筋トレと同じだ
1回ずつ、どのコースにきた球を打つか想像しながら、それ対して的確にバットを振ることが出来たかを行う事で、同じ時間、同じ練習でも濃いものにできる。
以上、4つポイント挙げたが、
レギュラーになりたければ、自分の身体を上手にコントロール出来ること
そうなるには、1つ1つの練習の中で、自分なりに意味を持たせて行うこと
明日からの練習に活かしてみてはいかがでしょうか。